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JAPAN CAT SHOW 2022の河野悦子ブリーダーページ

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河野悦子ブリーダー

SHOW BREEDER

ブリーダーインタビュー
日本で数少ない!
オリエンタルショートヘアを飼育するブリーダー・河野悦子こうのえつこさん
キャットショーで活躍する猫ちゃん、そのお世話をするブリーダーさん。
意外と知らないキャットショーの世界やブリーダーさんのこと、ブリーダーさんだから知る猫ちゃんのことを直撃インタビューで教えてもらう連載企画、第八弾。

河野悦子ブリーダー

河野悦子こうのえつこブリーダー

ブリーダー歴:12年

【オリエンタルショートヘア】
マロンちゃん(1歳)
チャームポイント:細くて長いしっぽ。美しい毛艶。今までに見たことないと思えるくらい綺麗な緑色の目。
キャットショー出演歴:2回

Q.飼育されている猫ちゃんの種類と数を教えてください。
オリエンタルショートヘアが20匹。
自分たちだけでは手が回らず、お手伝いのシッターさんに来てもらいながら育てています。

▲綺麗な緑色の瞳が印象的なマロンちゃん
▲綺麗な緑色の瞳が印象的なマロンちゃん

Q.オリエンタルショートヘアの魅力は?
犬みたいだと言われるくらい、懐っこくて人間が大好きです。結構頭もいいし、おしゃべりもします。ただ、日本ではあまり人気がある猫ではないので、お譲りする機会もそんなに多くはないのが現実です。その分、オーナーさんとは長く連絡を取り合ったり、写真を送っていただいたりと繋がりが強くなる傾向があるのが良いと思っています。

Q.オリエンタルショートヘア、どんな方と相性がいいと思いますか?
スタイリッシュな細身の猫ちゃんが好きな方にはおすすめです。
オリエンタルショートヘアは全てが細長いし、ふわふわもしていません。「この猫、毛はあるの?」と言われることがあるくらい(笑)なので、エキゾチックやアメリカンショートヘアのような丸い猫ちゃんが人気の日本では、あまり人気がないんだと思います。でも実は、スタイリッシュな猫ちゃんが人気の海外では大人気の猫種なんです。
そもそも日本国内で数が少ないので、母国でオリエンタルを飼っていた方が探しても探しても日本では見つけられなくて、私のところにいると聞きつけて来てくれたこともあります。ハマる人にはハマる猫種ですよね。
キャットショーで初めてオリエンタルを見て、「この猫種飼ってみたい」と言ってくる方が、たまーにいらっしゃいます。たまにですが(笑)

▲ちょこんと座る姿が愛らしい河野さんがお世話する猫ちゃん
▲ちょこんと座る姿が愛らしい河野さんがお世話する猫ちゃん

Q.お世話の面ではどうですか?
うちではオリエンタルショートヘアの他に、ロシアンブルーやアメリカンショートヘアも飼っていますが、そのお部屋は毛のお掃除が大変です。けど、オリエンタルショートヘアはわた毛が舞うことがないので、お掃除の面では飼うのが楽だと思います。

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日本に数少ないーオリエンタルショートヘアのブリード裏話

Q.オリエンタルショートヘアのブリードを始めたキッカケは?
元々ペットとして、シャム猫を飼っていました。20年近く生きて長生きだったので、亡くなってしまったときは相当なペットロスでした。私があまりにも落ち込んでいたので、主人が都内でシャム猫のブリーダーをしている方を探してくれて見学に行きました。ちょうどその時にやってきたのが、オリエンタルショートヘアのリンクスポイントという子です。残念なことに、先日亡くなってしまいましたが。
20年近く一緒にいた猫が亡くなり、もうそれっきりというのは寂しい体験でしたので、「出来れば子供を残したいです」とブリーダーさんにお話をしていろいろ教えてもらい…それがキッカケです。生まれた子がショーに向いている猫だと言われたことで、そのあとキャットショーにも出るようになりました。

▲取材を受ける河野さんを見守り中?
▲取材を受ける河野さんを見守り中?

Q.日本では数少ない猫種をブリードするのも大変なのでは?
オリエンタルショートヘアやシャム猫(サイアミーズ)をブリーディングしている人は、国内にはあまりいないので、どうしても偏ってしまうといいますか、理想の猫ちゃんを生んでくれる親猫を手に入れるチャンスがなかなかこないんです。
最初の頃、雑誌や図鑑でアメリカの有名なブリーダーさんのスポッテッド・タビーという模様の猫ちゃんを見て、私もこういう子が欲しいと思ったのですが、やはり日本国内では理想の親猫ちゃんがいませんでした。
ただ実は、アメリカのキャットショーはオリエンタルショートヘアが大人気。数も日本とは比べ物にならないぐらいいます。そこで、初めてインターナショナルショーに行ったときに私が欲しかった血統書を持っていた方と出会い、母猫になる猫ちゃんを譲っていただくことが出来ました。

Q.現地のブリーダーさんに直接話をして譲ってもらう?
そうです。元々英語が得意なわけでなく、ことのために専門用語などを勉強しました。
ただ、海外で猫ちゃんを譲ってもらえることになっても、日本に連れてくるのがまた大変。実際、初めて輸入した猫ちゃんはそこから日本に来るのに何年もかかりました。皆さんご存じの通り、海外から猫ちゃんを入れるのは検疫の関係でとても大変です。全てが順調に進んでも約1年かかります。通常国内ですと、自分の猫ちゃんをお譲りすると決まったら、1~2か月のうちにお渡しするのですが、それでもブリーダーはお譲りする先が決まった子を病気にさせてはいけない、ケガをさせてはいけないと大変な気を遣うわけです。それが1年となると預かる立場からするととても大変なことです。実際にその1年の間にいただくことになっていた猫ちゃんが亡くなったり、思ったように育たなかったりと、色々なことがありました。3頭くらい猫ちゃんの変更があり、やっと来たというくらい根気のいるお仕事です。
その猫ちゃんを譲ってくださったブリーダーさんとは今もお付き合いがあり、私がアメリカを訪れた際にお会いしたり、うちで産まれた猫をお渡したり、孫を見せてもらったりもしています。まさかアメリカの方とこんなチャンスがあると思わなかったです。出会いに感謝ですよね。

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キャットショー出場が決まったらコンディションを整える!そのために出来ることは?

▲キャットショーに出演した猫ちゃんの写真パネル
▲キャットショーに出演した猫ちゃんの写真パネル

Q.ショーで活躍できる猫ちゃんを育てるためにできることは?
何より健康でなくてはなりません。その上で、CFAでは「この猫はこうあるべき」という、それぞれの猫種のスタンダードが決められているので、そこを見て勉強して、できるだけそのスタンダードに近づけるように試行錯誤していくことだと思います。
例えば、オリエンタルショートヘアは、細くて真っ直ぐでなくてはいけません。毛が短い分、ボディの美しさで勝負になるので、筋肉質な体を作るために筋トレをしたりしています。
小さい目や耳を大きくすることはできないですが、その猫がどういう姿であるべきか、どう評価されるのかを知って、できる努力をすることが大切だと思います。

河野さん流!オリエンタルショートヘアの体づくり事情

▲河野さんがお世話する猫ちゃん
▲河野さんがお世話する猫ちゃん

Q.猫ちゃんの筋トレ、どのようにされていますか?
釣り竿の先に羽がついているような猫じゃらしを使います。すると、結構広範囲で遊んで動いてくれます。走る、飛ぶ遊びを毎日5分ずつでもやると、あっという間に筋肉がついてきます。
オリエンタルショートヘアは太りにくい猫種ですけど、ちょっと怠け者であまり運動が好きじゃない子だと、ぷよぷよしてきてしまうんです。硬く引き締まったボディを目指して、筋肉をつけるためにトレーニングを頑張ります。階段の上と下に、エサを1つずつ置くやり方も聞いたことがあります。キャットホイールを使われているブリーダーさんもいらっしゃり、私も購入予定です。

Q.食事制限も必要ですか?
私はショーに出すために食事制限をして痩せさせるのは基本的に好きではありません。特に子猫の時には、食事制限をしてはいけないと思っているので、ポッコリお腹の子が多いです。大概「ぽっちゃり」と言われるんですけど(笑)逆に体型が理由で賞に入れてもらえなかったんだとしたら、それでもいいかなと。大人のクラスになると、そうも言ってられなくなりますが、低カロリーフードに切り替えるなどの工夫で出来るだけ食べる量を減らさない様に心がけています。健康を害さずにやれる範囲で、ショーも楽しめたらいいかなと思っています。

河野さん流!オリエンタルショートヘアのコート管理

Q.きれいな毛艶に仕上げるコツは?
オリエンタルショートヘアのグルーミングは長毛のようにふわっふわにはしません。ふわふわとは真逆で、ボディにしっかりとくっつけて、毛を寝かせなきゃいけないんです。短い毛だけど、ちょっと立ち上がっちゃったりする子や、毛質が固いとピタッとくっつかなかったり様々です。それをできるだけ寝かせられるようにしています。

Q.毛を寝かせるにはどうするんですか?
簡単に言えば、トリートメントに時間をかけます。毛をしっとりさせて、シャンプーもしっとりタイプを使います。私は経験ないんですが、ペルシャのような長毛の猫はトリートメントをあえて使わずに、毛1本1本が立ち上がるようにしていると聞きました。それとは真逆です。活発な猫なので、シャンプーするのにも一苦労です。

▲艶やかな毛並みの美しさは是非キャットショー会場で!
▲艶やかな毛並みの美しさは是非キャットショー会場で!

Q.今回ショーに出るマロンちゃんのコンディションは?
マロンはよく食べるけど太らないんです。何10匹に1匹くらい太らない子がいるんですよ。以前、「どんなに食べても太らないのが、この猫種のショーキャットなのよ」というように聞いたことがありましたが、そんなわけないと思っていました(笑)けれどマロンみたいな太らない子がいるんですよね。毛艶もとても綺麗なので、あとはショーの環境に適応できるかだと思っています。
人間も大変ですが、一緒に努力して、仕上げていくのがキャットショーの楽しみでもあります。ただただその子の持っているものをそのままにしておくのではなく、本来の良さが際立つようしっかり仕上げていく。猫ちゃんと二人三脚で楽しんでいます。

▲受賞したトロフィーや記念グッズ
▲受賞したトロフィーや記念グッズ

Q.キャットショーのお客さんへ、メッセージを
キャットショーに来て、いろんな種類の猫ちゃんを見ていって欲しいというのはもちろんですが、ショーでブリーディングを頑張っている人たちのこともぜひ見てもらいたいと思います。なぜなら、誰かがブリードしないと、純血猫たちは世の中に出ていかないからです。そういう人たちの姿と共に猫ちゃんを見たときに、ちょっと違う気持ちに出会えると思います。遊びに来てくれると嬉しいです。

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