歴史・概要紹介
HISTORY キャットショーの歴史
詳細は不明ながら、世界で初めてのキャットショーは1598年のイギリスで開催されたという記録があります。時は流れ、現在と同じようにルールが整備された初のキャットショーは、今からおよそ150年前の1871年、ロンドンのクリスタルパレスで行われました。日本では、1956年日本橋三越の屋上で初めて開催され、70匹ほどのサイアミーズ(シャム)と数匹のペルシャ猫が出陳されました。
OVERVIEW キャットショーの概要
ショーの流れ
ジャパン キャットショー参加団体であるCFAとTICAでは、審査方法や基準が少しずつ異なりますが、各々のリングで審査が同時に進行していきます。
各リングごとにジャッジがおり、ジャッジは評価基準に基づき審査し、評価を与えます。
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審査準備
猫種(ブリード)ごとにそれぞれの部門に分けられた出陳猫が各リングに呼ばれ審査が開始されます。
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ブリード審査
「ボディ(骨格や筋肉、しっぽの長さなど)」「コート(猫種被毛の長さや手触り、色や柄など)」「ヘッド(横顔、耳のサイズや位置、目の色や形、顎の発達具合など)」ごとに決められた審査基準に従い審査員がそれぞれ評価していきます。
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ファイナル
ブリード審査の結果、部門ごとに選出された猫種から最終のランキングを決定します。ファイナルに勝ち残った猫にはロゼットと呼ばれる大きなリボンが与えられます。
- ※出陳猫数により、ファイナルに残る頭数は変わります。
- ※CFAとTICAでは、審査方法や基準が少しずつ異なります。下記「ジャパン キャットショー参加団体とショールール」をご覧ください。
- ※審査スケジュールや出陳猫のリストは、当日会場で販売される出陳目録で確認いただけます。
団体紹介
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CFA
1906年に米国で創立された、世界最大の愛猫協会として活動する非営利団体です。 猫の品種改良により遺伝的な欠陥を排除した各種血統猫の健康促進を最大の目的とし、アメリカ全土、カナダ、南米、ヨーロッパ、アジア、ロシア、および日本に、その所属クラブ600以上を数えます。
詳細はCFA公式サイトへ(https://cfajapan.org/)カテゴリーと分類
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子猫部門 Kitten
生後4ヶ月~8ヶ月未満の猫が対象のクラス
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成猫部門 Championship
生後8ヶ月以上で去勢避妊をしていない猫が対象のクラス
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去勢避妊猫部門 Premier
生後8ヶ月以上の去勢避妊をしている猫が対象のクラス
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ベテラン部門 Veteran
生後7歳以上の猫が対象のクラス
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家庭猫部門 ハウスホールドペットHHP
家庭猫は生後4ヶ月~ ※生後8ヶ月以上の猫は去勢避妊をしている必要があります
※家庭猫以外は原則血統書が必要です。※全てのクラスでCFAの登録番号の取得が必要です。
審査の流れ
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第一次審査
同じ猫種、クラス、性別のなかでスタンダード(審査基準)に沿って順位が決まります。
- 1位▶青リボン
- 2位▶赤リボン
- 3位▶黄リボン
- 4位以降▶リボン無
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第二次審査
同じカラーの中から、1位2位が決まります。
- 1位▶Best Color(黒リボン)
- 2位▶2nd Best Color(白リボン)
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第三次審査
同じ猫種又はディビジョン全ての猫から1位2位が決まります。
チャンピオン(※1)・プレミアシップ(※2)はグランド以外からベストチャンピオンが選ばれます。
- 1位▶Best Breed(茶リボン)
- 2位▶2nd Best Breed(オレンジリボン)
※グランドチャンピオン(GC)以外の猫の1位はBest Champion(紫リボン)が付きます。この成績をもとにFinal(最終選考)が決まります。
※1 繁殖できる、避妊去勢していない
※2 避妊去勢している -
ファイナル
同じ猫種の各色別でファイナルに残るとポイントと、きれいなロゼットが与えられます。Finalには通常各部門10頭( 頭数によって15位迄)を選び表彰します。猫の成績により年間賞のアワードポイントが与えられます。
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TICA
純血種および家庭猫の世界最大の血統登録機関であり、キャットショー公認機関として1979年に米国で創立された世界最大の団体の1つです。会員は、純血種猫の血統の保全およびあらゆる家 猫の健康と福利の推進に協力し合い、取り組むことを奨励されています。
詳細はTICA公式サイトへ(https://tica-asiaeast.org/)カテゴリーと分類
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KITTEN 子猫
生後4ヶ月~8ヶ月未満の血統登録済み子猫
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CAT 成猫
生後8ヶ月以上の血統登録済み成猫
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ALTER 去勢したオスまたは避妊したメス
生後8ヶ月以上の血統登録済み成猫
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HHP 家庭猫・子猫部門と大人部門
血統登録がされていない
生後4ケ月~(子猫)
生後8ケ月~(避妊去勢済み成猫)
※チャンピオンシップ(血統登録済み)は、TICA に品種登録されているオス、メス、去勢、避妊された猫にのみ与えられるカテゴリーです。全てのクラスが年齢によって子猫と成猫に分類されます。
※HHPのクラスは ハウスホールドペット(HHP)とハウスホールドペット・キツン(HHP・KITTEN)で構成され、ハウスホールドペット(生後8ヶ月以上)は避妊・去勢済みでなければなりません。ハウスホールドペット(HHP)については、各々のコンディション、美しさ、性格など、ショーでの存在感を審査基準としています。審査の流れ
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ベストオブカラー
(BOC)選出ジャッジは1~5のベストオブカラーを選びます。
- 1位▶青リボン
- 2位▶赤リボン
- 3位▶黄リボン
- 4位▶緑リボン
- 5位▶白リボン
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ベストオブディビジョン
(BOD)選出BOC受賞者の中から、ジャッジはディビジョン部門からベスト、セカンドベスト、サードベストを選出します。
- 1位▶黒リボン
- 2位▶紫リボン
- 3位▶オレンジリボン
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ベストオブブリード
(BOB)選出BOD受賞者の中から、ジャッジはブリード部門ベスト、セカンドベスト、サードベストを選出します。
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ファイナル
ファイナルは、いわば予選を勝ち抜いた猫の決勝戦です。部門ごとに選出された優秀な猫たちのランキングを競います。
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